企業情報 COMPANY
100年の信頼を、さらなる未来へ
1921年に「山田製材所」として創業した当初は、建材として使用されることが多かった木材を様々な産業に応用し、製品開発を行い、自らマーケットを生み出しながら事業を拡大してきました。平成2年には社名を「アルボレックス」に改名。「樹と木を究め、樹と木を超える事業の展開」をビジネステーマに、建具部材、造作部材、収納部材など、住宅内装部材の製造販売を行っております。
当社を支える大きな力の一つが、社内の風通しの良さと、お客様のご要望にスピーディーに対応できる生産管理システムにあります。営業・製造・開発・設計といった各部門が一体となって業務にあたることでデザイン・品質・価格・デリバリー等のあらゆる面でお客様に寄り添い、独自の製品デリバリーシステムによって多品種の商品を迅速にお届けしています。
また、注文を受けるだけでなく、建築図面から必要資材を読み取りながら新たなご提案ができるのも当社の強みです。お客様の細かなニーズに応え、半歩進んだ提案を積み重ねる事で差別化を図りながら、より信頼される企業になるよう努力を重ねております。
日本が人口減少社会に突入し、生産労働人口も減少の一途を辿る中、近年では海外マーケットを見据えた展開も活発に進めています。2021年には創業100周年を迎えましたが、今後も時代が求めるデザインや機能を追求し、事業の可能性を広げながら、社員一丸となって新たなチャレンジを続けていく所存です。
これからのアルボレックスに、ぜひご期待ください。
Philosophy 企業理念
私たちは樹と木を究め、
樹と木を超える事業の展開を
ビジネステーマに、
「彩りある未来」を想創します。
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ビジネステーマ 樹と木を究め、樹と木を超える事業の展開
「樹と木を究め」とは、樹と木に関わる技術の高度化を意味しています。たとえば、従来の木にはなかった特性を持つ新素材の開発や新機能の研究開発などもその一つ。「樹と木を超える」とは、樹と木から派生する新規事業の展開を意味しています。
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存 在 意 義 創り出す商品に込めた知恵と確かさの提唱・提供
私たちが送り出す商品には、いままでになかったプラスアルファの付加価値と、お客様を裏切らないクオリティが不可欠です。極端に言えば〝付加価値やクオリティの感じられない商品は私たちの商品ではない〟と言えます。
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目 標 ひと味違う人材、ひと味違う技術、ひと味違う経営による、ひと味違う評価をいただける企業
売上や社員数やシェアなどを他社といたずらに競争するよりも、独自の個性を持つ魅力的な存在として社会にアピールできるようになることを目指します。
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あるべき姿 自由闊達で活力にあふれる社風を持つ企業
いつも明るく元気でイキイキとした社風を持つ企業を意味します。
魅力ある人たちが集う才能豊かな企業
多様な個性を持つ人たちが自分の持ち味を活かし、互いにその個性を認め合いながら、企業全体としてさらに新しい大きな魅力を発揮するような企業を意味します。
時代の流れを敏感に捉え常に新鮮な満足感を提案し続ける企業
常に最新の情報に鋭くアンテナを張りながら社会のニーズを先取りし、他では得られない新しい満足感という形に変えて提案していく企業を意味します。
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企業基本指針 私たちは以下の5つのポリシーを企業基本指針とし、あらゆる企業活動にこの気持ちを込めることを誓います。
- 顧客を愛す/常にお客様の立場に立った顧客第一主義を貫きます。
- 人を愛す/“企業は人なり”の精神で常に人材を尊重します。
- 商品を愛す/商品に対して絶大の責任と誇りを持つよう努めます。
- 創造を愛す/常により良いものを求め、研究開発に努めます。
- 発展を愛す/現状を否定し、絶えず向上する精神を持ち続けます。
Strategy 企業戦略
バランスのとれた経営資源を活かす
社内風土や製造環境、財務体質など、あらゆる分野が支え合って生まれるバランスの良さが、
アルボレックスの経営資源となっています。
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風通しの良い社内環境
アルボレックスでは、営業、製造、設計開発、品質保証といった部門が一体となって業務にあたり、デザインや品質、価格、デリバリー等のあらゆるご要望にスピーディーに対応。社内の風通しの良さを活かし、お客様目線の商品を迅速にお届けしています。
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多品種・小ロット・短納期の実現
100年にわたり、お客様のあらゆるご要望に応え続けてきたアルボレックスでは、大企業には難しいと言われる多品種・小ロットへの対応力を備えています。また、自社によるデータ管理や製品デリバリーシステムの開発により、より細かな注文を短納期でお届けすることが可能です。
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健全な財務体質
大手ハウスメーカー、大手ビルダー、建材メーカーという3つの販売セグメントを持っていることもアルボレックスの強みです。多様なお客様とのバランスのとれた取り引きは、当社の経営の安定化へとつながっています。
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有益で適切なデータシステム
システム開発課が生産管理やデリバリーシステムなどのデータを管理。IT部門を内製化することで生産現場の要望を素早くシステムに反映し、外注への依存度を抑えながら、より安全でスピーディーな対応を実現しています。
確かな品質と工程管理を徹底
アルボレックスでは、製品やサービスの品質管理・環境管理・安全管理・情報保護等において適切な管理を行うため、マネジメントシステムや生産管理システムを導入しています。また、大量納品から小口納品までタイムリーな配送に対応した製品デリバリーシステムも大きな強みの一つです。
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品質マネジメントシステム
製品やサービスについての要求や期待がますます高度かつ多様化する中、常に高品質のものを安定的に供給していく必要があります。
アルボレックスでは、QMSの国際規格であるISO9001:2015を認証取得し、製品の品質保証に加えて顧客満足のさらなる向上を目指して活動しています。 -
環境マネジメントシステム
近年、企業を取り巻く環境リスクへの対応は、利害関係者の強い関心事として捉えられ、企業経営上の重要課題としての対応が求められています。法令遵守、汚染予防は当然のこととして、地球規模での環境保全の取り組みを積極的に展開していく必要があります。アルボレックスにおいても、社会的責任を果たすべくEMSの構築を全社で進めてきた結果、2005年7月にISO14001:2015を認証取得しました。
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生産管理システム
すべての製品は徹底した品質・工程管理に基づいてお客様にお届けするのがアルボレックスのモットーです。受注から在庫状況、納期までの情報をコンピュータで完全管理するほか、出荷業務においても最短・正確できめ細かなデリバリーをめざしています。
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デリバリーシステム
アルボレックスを支える大きな力の一つが製品デリバリーシステムです。大企業の倉庫への大量納品はもちろん、各工務店の現場へ小口納品する「邸別セット配送」と呼ばれるシステムにより、お客様のご要望にお応えしています。建築図面から必要資材を読み取り、配送方法をご提案することもできます。
Outline/History 会社概要・沿革
会社概要
- 名称
- 株式会社アルボレックス
- 創業
- 大正10年
- 資本金
- 4500万円
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 啓
- 従業員数
- 222名(2023年3月)
- 売上高
- 62億6600万円(2022年度実績)
- 事業内容
- プレハブ住宅部材・内装部材・ラミネート
製品・扉の製造販売、室内ドア製造販売
- 本社・工場
- 〒770-8001
徳島県徳島市津田海岸町4番59号
TEL:088-662-5550/FAX:088-662-2331
- 登記上の本店
- 〒774-0008
徳島県阿南市原ケ崎町居屋敷71番地
会社沿革
- 1921年 大正10年
- 山田製材所を創業し、北洋材を主原料とする仕組板の生産を開始
- 1948年 昭和23年
- 法人組織として、山田製材有限会社を設立
- 1963年 昭和38年
- 林業部の内容充実を図り素材販売を拡大
- 1972年 昭和47年
- 津田工場を新設
徳島市津田海岸町木材団地にプレハブ建築部材専門工場を設ける
外材の製材・加工の一貫生産を開始
- 1975年 昭和50年
- 資本金4,500万円に増資
- 1981年 昭和56年
- プロフィールラッピング部門を新設
- 1983年 昭和59年
- 扉製品の生産開始
- 1990年 平成02年
- CI導入に伴い、社名を株式会社アルボレックスに変更
- 1995年 平成07年
- ドアの生産開始
- 1999年 平成11年
- ISO9001認証取得
- 2005年 平成17年
- ISO14001認証取得
- 2009年 平成21年
- 5月1日付、会社分割を実施
同一商号により、木材・住宅部材の製造販売に関する事業を承継
- 2010年 平成22年
- 7月1日付、会社分割により本社工場(木材事業部門)をアルボ木材工業株式会社に分離独立
- 2013年 平成25年
- 9月26日付、ナイス株式会社と資本・業務提携を実施
- 2014年 平成26年
- ブリーズドア(3社共同開発)、グッドデザイン賞受賞
- 2018年 平成30年
- スリット枠、グッドデザイン賞受賞
- 2019年 平成31年
- ベトナム駐在事務所の新設
- 2021年 令和03年
- 創業100周年を迎える
1921年 山田製材所を創業
1981年 プロフィールラッピング部門を新設
1990年 CI導入に伴い、社名を株式会社アルボレックスに変更